実現力ナンバーワン。

 公明党が実現率ナンバーワンかもしれないけど、地域振興券セカンドをやらないところを見ると、失敗した政策もあった、ということだろう。


 なんでこんなことを思いついたかというと、数ヶ月前に静岡駅前で(落ちたほうの)民主党候補者の話を聞いていたときに、ひたすら公明党支持者のおっちゃんが話しかけてきてうざかった経験から来ている。明らかに邪魔しに来てる。僕はその馬鹿な民主党候補者が、どういう論理で静岡空港建設中止を訴えてるのか聞きたかったのだ。
 ちなみに静岡空港は半分出来てるんだけど一部土地買収が終わっていないとかなんとかで、とにかくまだ建設途中だ。でも静岡空港っていうのは、あきらかに無駄な施設だ。今静岡県は必死で無駄じゃないって話をしてるけど、だれが考えても無駄な空港だ。中部新空港とかとかぶってるし。そんな金あるんだったら焼津の市民病院にヘリポート付けろって話ですよ。市民病院は市の金だから関係ないんだけど。八月終わりぐらいの静岡新聞に、商工会かなんかのシンポジウムで静岡空港の赤字対策ってテーマで、空港にショッピングモールを併設しようっていう結論になったよ、っていうのが書いてあった。まるで若者の主張だ。お前ら困ったらイオンマネーに頼るのかと。ちんぽついてるんだったら、地場産業の発展だとか工業誘致だとか嘘でもいいから吐いて欲しいものだ。まあ、そんなことはともかく、作る前に大反対するのはすごく理解できる。まあ計画通しちゃった時点で攻撃方法を転換(経済アプローチから環境・騒音アプローチに、とか)っていうのも分かる。でも半分作っちゃったものを反対、というのは甚だしく疑問だ。しかも国政選挙だろ。あんたがどういう方法でやめさせるというのか。そんなわけで、僕はこの人が馬鹿なんじゃないかと思った。僕が一番聞きたかったのは、この人の理屈だ。具体的に、今作るのをやめたときにどんぐらいの金が浮いて、どんぐらいの損で収まるのか、それに比べて、完全に作っちゃった場合に年間いくらの赤字が出て、経済効果・人の流れがいかに少ないか、っていうところを聞きたかった。
 それなのにおっちゃんは僕の邪魔をし続けたのだ。僕は祈らせてくださいといわれても断らないぐらいのいい人なので、向こう行ってろとはいえない。でも民主党の候補者(実際には落ちた人)の話を聞きたいのでその場を離れることも出来ないので、おっちゃんと話すしかなくなるのだ。
で、話す内容っていうのがこんな感じ。
僕「じゃあ聞くけどね、僕無職なんですよ。公明党さんの政策では僕に職をくれるんですか?」
お「公明党は既存の中小企業の救済に力を入れているんだよ。そのためにいっぱい議員立法をね、したんだよ。」
僕「中小企業の救済は結果として僕に職をくれるんですか?自民党さんはね、土木作業でもなんでもしろっていってまあ職があるって言い方をしてるんですがね。」
お「公明党は既存の中小企業の救済に力を入れているんだよ。そのためにいっぱい議員立法をね、したんだよ。ほら、あの先生は立派な人で云々・・・」
 あとは基本的に如何に民主党共産党が駄目で、自民党の首根っこ押さえつけられるのは公明党しかないんだという話をえんえんとされる。語弊があるのは分かってるんですがね、神を持ってる人と持っていない人っていうのは「対話」出来ないもんなんだなぁと思った。でもさ、公明党とは別組織なんだけどさ、創価学会っていうのあるじゃん。あれって最強の折伏のマニュアル本とかっていうのがあるんだったよなぁ、とかも思った。おっちゃん勉強してないのかなぁ。あ、別組織か。
 そんなわけで、町で公明党支持者に話しかけられたときのための逃げ方を考えていて、その一つを思いついたので、メモ。

 ところでさっき公明党ホームページで「地域振興券」を検索掛けたんだけどさ、みつかんねぇでやんの。